ピル[1] [2] [3] [4] [5]  
 
 

ピルが避妊の薬だということは、良く知っていますね。でも、それ以外のメリットが実はいっぱいあるらしい。
ピルについて上村先生に徹底的にきいてみましょう!

2.ピルのメリット
―では、低用量ピルは副作用がないのですか?
低用量ピルが日本で使用を許可されたのは約10年前からですが、ヨーロッパ・アメリカでは昔から使用されていました。 女性ホルモンの量がとても少なくて、必要最小限しか含まれていませんから、副作用の度合いは全く違います。 たしかに低用量といえども、ピルに全く副作用がないとはいえません。
しかし、どんな薬にもデメリットはあるものです。気軽に飲んでしまう風邪薬にしたってそうです。避妊に失敗して望まない妊娠をした場合に選んでしまう中絶が身体へ与えるダメージは、測りしれないものがありますよ。メリットとデメリットをしっかり知って、その上で正しい判断をしてほしいと思います。 ちゃんと知りたくないですか?

―知りたいです!
ピルのメリットは、もちろん確実に避妊ができることです。そして使い方が簡単。飲むだけですからね。性感も損ねないし、女性が主体的に使うことができますから、相手まかせの不確かな避妊でなくなります。 このへんのことは、ご存知ですか?

―はい、知っています。
では、副効用という、避妊以外での身体へのメリットのことは知っていますか?

―いえ、はじめて聞きます。
定期的に飲むことによって、身体のホルモン状態を正常な状態に近づけてくれるので
 ・生理痛が軽くなる
 ・生理不順が改善する
 ・ホルモン障害から起きるにきびや肌荒れに効果がある
 ・生理前のいらいらや落ち込みの症状に効果がある

などの良い効果があります。

―避妊以外にそんなにいいことがあるんですか。 ニキビ・肌荒れに効くなんて、知りませんでした。
ニキビは ホルモンのアンバランスから起きることが多いですからね。皮膚科でずっと治療していても改善されない方も来られますよ。

―生理不順にも効くのだったら、生理がはじまってすぐの子でも、使えるんですか?
三ヶ月以上ちゃんと生理がある女の子なら、中学生から使うことができます。 避妊だけでなくて、生理痛・生理不順・生理前のイライラ・ニキビ・肌荒れにも効果があるっていいましたよね。これらは皆女性ホルモンのバランスが悪くなると起こる症状なんですよ。
何度もいいますが、ピルは怖い薬ではなくて、定期的に飲むことによって身体のホルモン状態を正常な状態に近づけてくれる薬です。身体にやさしい、改善してくれる薬ですから、避妊目的であってもなくても、女の子が積極的に使うべき第一選択の薬です。ですから、中学生から慣れ親しんで、将来的には肌荒れとか避妊のためにも使用して欲しいのです。

―友達がピルを飲むと太るっていうんですけど?
『低用量ピル』はホルモンの量が少ないですから、太ることはほとんどありませんよ


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