避妊について[1]  
 
 

避妊についてちゃんと知ってる?自分の体は自分で守りたい。そのためには正しい避妊の知識を持っておかなくてはね。

 女性は、避妊の主導権は自分が持つくらいの気持ちで対応してください。男性は、射精のタイミングをコントロールできません。カウパー氏線液でさえ、妊娠するために十分な精子を含んでいます(外だしは妊娠します)。SEXは子供を作る行為ですから、妊娠するのは当たり前です。子供ができたら、簡単に産めば良いというものではありません。子供を育てることは、社会人でさえ、経済的に、肉体的に、大変なことです。 学生など社会的、経済的な基盤ができていない年齢では、子供も自分も、幸せな家庭を築くことは困難です。自分とパートナーのために、避妊がどのような意味を持つのか、真剣に考えてください。 それが分からないのであれば、まだ、セックスをするのが早すぎるのでしょう。

 避妊方法によって避妊率が高くても、100%確実という避妊方法はありません。 性感染症(症状はありません、性行為経験のある高校生の8人に1人は性感染症)予防や避妊の効果を考えれば、ピルとコンドーム併用のみが避妊といえるでしょう。

低用量ピル (避妊率約 99%):人工的に女性ホルモン(卵胞ホルモンと黄体ホルモン)を少量投与することで、疑似的に妊娠状態になり避妊できます。毎日服用することで避妊効果を維持します。 生理痛が軽くなる、生理不順が改善する、ホルモン障害から起きるにきびや肌荒れに効果がある、生理前のいらいらや落ち込みの症状を治すなど良い効果があります。 生理が順調に来ている中・高校生なら使用できます。薬代は1シート2,600円です。初再診料を薬代と合わせて頂きます。 初再診料は診療の内容によって異なります(300~2,000円)

コンドーム (避妊率約 85%):厚さ0.02~0.05mmの薄い袋をペニスにかぶせることで、精子が子宮に入るのを防ぎます。付けると快感が減るという話もありますが、薄いタイプのものはほとんど違和感がありません。粘膜を接触させないので、唯一、性感染症の予防効果があります。素材として、ゴムの一種であるラテックスと、ポリエチレンがあります。大きさもいろいろあります。完全な避妊効果はありません。避妊効果は殺精子ゼリーの付いたものが一番です(STガードドーム(R) 12個で2,500円)。

緊急避妊薬(ノルレボ)(避妊率約84%):避妊に失敗したときやレイプに合ったとき、婦人科で処方してもらうことができる飲む薬(15,000円)です。セックス後、72時間以内であれば避妊することが可能です。あくまで緊急の場合のみの薬です。

銅付加 IUD による緊急避妊 避妊をしない、コンドームが破れた、外れたなど無防備な性行為が行われた後でも72時間(3日間)以内であれば、緊急避妊薬(ノルレボ錠)を内服することで、多くの場合、妊娠を避けることができます。
 しかしながら、72時間を過ぎてしまったら、どうしたらいいのでしょうか。もし72時間を過ぎてしまったとしても、120時間(5日間)以内であれば、緊急避妊薬はある一定の効果があると言われています。
 そして、72時間を過ぎてしまった場合には、妊娠を避けるためのより確かな方法として銅付加子宮内避妊具(IUD)を使用することをお勧めいたします。性行為後5日間(120時間)以内であればIUDによって着床を妨げることで、ほぼ100%に近い避妊効果を得ることができます。
IUDは子宮筋腫などによる子宮の変形が著しい場合には挿入ができないことがありますので、超音波検査をしてIUDの適応かどうか判断します。また、子宮内の炎症があれば同じく挿入が難しくなりますので同時に性感染症検査を行います。
 挿入後不正出血がある程度続くことはありますが、痛みが続くなどが起こりIUD をとり出さなければならない場合や、原因がないのに100例に1例位の確立で自然脱出することもあります。
 メリットとしては一度挿入すると5年間といった長期間に高い避妊効果を得ることができることと、低用量ピルのように毎日内服する煩わしさがない、といったことがあります。

 
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